更新: 2026-08-31 19:54

LightJockey 開発進捗と計画

限定公開ページ / 最終更新: 2026-08-19

終売した照明制御ソフト LightJockey の独自データ形式を解析し、同じ操作性を継承した後継アプリを開発しているプロジェクトです。完成を待ってからではなく、設計の途中段階で実際にお使いの方のご意見をいただきたく、開発中の状況をここに公開します。

このページは検索エンジンに登録しない設定です。URLを知っている人は閲覧できるため、お客様の実データや機密情報は掲載していません。

開発の意義と方針

終売したソフトの上に、現場の資産である過去のショーデータが乗ったままになっています。本体もインターフェースカードも新規には入手できず、動く機材が減っていくほど、そのデータで組んだ演出は再演できなくなります。このプロジェクトの意義は、演出データを機材の寿命に人質に取らせないことです。その答えとして、専用の高価な機材ではなく、普通の安価なパソコンと Linux で走る再生機を目指します。

なぜやるのか、制作機と再生機を分ける方針、実現できる見込みがある理由、想定している再生機の構成、段取りと留保点は、専用ページに詳しくまとめました。

安価なパソコン+Linux で動く再生機の詳細を見る →

工程の進み具合

本日の並行作業ボード2026-08-17 時点
01新しい操作画面の作り込み(58画面)済
02旧ソフト実機との画面・数値の突き合わせ済
03静的シーン・全体パッチ設定の解明済
04安価なパソコン+Linux で動く再生機の検討進行中
主要2系統の自動テスト 1,458 件 すべて合格
済
データ形式の解析

演出データ・タイムテーブル・パッチ設定など主要なファイル形式をほぼ解明。読み込んだデータを書き戻しても元と完全に一致することを、自動テストで確認済みです。旧ソフト実機に1操作ずつ書かせて、変化した箇所を突き合わせる方法で裏付けを取っています。

済
タイムコード同期の実証

外部の映像・音響とLightJockeyの動きを合わせる方式を検証し、誤差ゼロで一致することを実証しました。実際のショーデータを使った通し再生にも成功しています。

済
技術資料の限定公開

取扱説明ビューア・画面カタログ(210画面)・現状調査報告・タイムコード同期の検証報告、計4点をこの限定公開ページで先行公開済みです。

済
再生専用機・データ取込・パッチ設定の実装

外部からの合図や音源に反応して自動再生する土台、画面データを取り込むツール、これまで未解明だった一部のパッチ設定(器具の向きの反転)の実装が完成しました。

進行中
新しい操作画面(UI)の実装

実データを読んで描画する画面が58面まで組み上がりました。旧ソフトの画面定義から座標を取り出して配置しているため、ボタンの位置が旧ソフトと同じです。旧ソフトそっくりの配色と、暗い配色の2種類を1クリックで切り替えられます。ボタンの中の絵や器具のアイコンも旧ソフトのものを使っています。

済
画面カタログの拡充

画面カタログに「新ソフトの制作画面」の列を追加し、58画面ぶんを2配色で掲載できるようにしました。旧ソフト実機の画面も、実際のショーデータを読み込ませた状態で追加撮影しています。

進行中
安価なパソコン+Linux で動く再生機

上の「開発の意義と方針」で新設した方針です。画面を外した実行ファイルを Linux で動かすところまでは完了し、さらに会場が実際に使っていたタッチパネル操作画面(下のギャラリー参照)を同じ実機に載せて、Linux 機のタッチパネルへ表示させながら照明への送出まで確認しました。次は現場を想定した長時間の連続運転の確認です。

未着手
器具リプレース支援(企画を立てた段階)

器具を入れ替えてもショーデータを引き継げるようにする取り組みです。企画をまとめたところで、実装はこれからです。詳しくは専用ページをご覧ください。

未着手
公開範囲・ライセンスの最終判断

オープンソース化の時期やライセンス方針は検討中で、まだ確定していません。

最新の動き

新しい取り組み: 器具リプレース支援(企画段階)

会場の照明器具には、いつか寿命が来ます。ところが今までに作りためたショーデータは、そのままでは新しい器具で動きません。結果として、何年ぶんもの明かり作りが器具の入れ替えと同時に捨てられ、一から作り直しになっています。この取り組みは、器具を入れ替えてもショーデータをそのまま引き継げるようにするものです。本当に同じ明かりが出ているかは、3Dのシミュレーターで旧器具と新器具を並べて見比べ、同時に数値でも突き合わせて確かめます。

なぜやるのか、どう進めるのか、3Dシミュレーターでの確認方法、AIの技術でどう実現するかの計画、段取り、まだ決まっていないことは、専用ページに詳しくまとめました。

器具リプレース支援の詳しい計画を見る →

この取り組みは企画をまとめた段階で、実装はこれからです。後継アプリ本体の開発とは触る部分が重ならないため、本体の進み具合には影響しません。

実装中の操作画面

新しい操作画面は、画面カタログの「制作画面」列で58画面ぶんをご覧いただけます。旧ソフトそっくりの配色と暗い配色の2種類を切り替えでき、旧ソフトの画面と並べて見比べられる形にしています。

ご意見をいただきたいこと

ご意見・ご要望は上記フォームからお寄せください。件名に「LightJockey」と入れていただけると助かります。

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