LjStudio 取扱説明書

Martin LightJockey のデータをそのまま使う Windows 11 版 — 新しい操作画面
2026 年 9 月 22 日 版(第 2 版・2026 年 10 月 1 日 改訂)  /  対象: LjStudio(配布版)  /  一覧に戻る

本書について

目次
  1. このソフトについて
  2. 起動のしかた
  3. メイン画面
  4. Cue・Sequence・Cuelist・Background Cue
  5. 器具コントロールパネル
  6. DMX 入出力とパッチ
  7. Visualizer・Rig setup・Matrix Monitor
  8. Show Player・タッチパネル・LJ Manager
  9. 設定(Hardware Setup・System Preferences・Hotkeys)
  10. ヘルプ画面
  11. 安全のためにしていること
  12. 用語

1. このソフトについて

LjStudio は、Martin LightJockey 2.7 で作られたデータ(シーケンス・キュー・キューリスト・パッチ表など)を そのまま読み書きする、Windows 11 向けの新しい操作画面です。LightJockey 2.7 本体とは別のソフトで、 LightJockey を起動する必要はありません。

項目内容
対象データLightJockey 2.7 のユーザーライブラリ(User\<ライブラリ名>\ 以下)
動作環境Windows 11 / .NET 8 デスクトップランタイム
LightJockey 本体不要(LjStudio は LightJockey.exe を一切起動しません)
配色ダーク(既定)とクラシック(従来の LightJockey に近い灰色)を実行中に切り替えできます(F9)
配布方法統合インストーラー(LjFullVerUP_latest.zip)。デモデータ「abx_test」も同梱されます
お預かりした元データは壊しません。元データ(原本)のフォルダへは書き込み自体ができない作りで、 保存は必ず作業コピーだけに行われます。LjStudio で保存したデータを LightJockey 2.7 本体が正しく 読み込み・再生することは実機で確認済みです。詳しくは §11「安全のためにしていること」。

2. 起動のしかた

通常はスタートメニューの「LjStudio」から起動します。前回開いていたライブラリ・画面配置を そのまま復元します。

2-1. 起動時に画面・配色・ライブラリを指定する(開発・検証用)

LjStudio.App.exe                          (既定の画面・ダーク配色で開く)
LjStudio.App.exe --form TSEQUENCEFORM     (シーケンス画面だけを単独で開く)
LjStudio.App.exe --theme classic          (クラシック配色で開く)
LjStudio.App.exe --lib abx_test           (指定したライブラリを開く)
キーはたらき
F9ダーク配色とクラシック配色を切り替えます
F10いま出ている画面の部品座標を書き出します(開発用)

2-2. 画面を出さずに確認する(開発用)

作業中の画面を占有せずに、画像や座標だけを取り出せます。別の作業をしている最中でも安全に確認できます。

LjStudio.App.exe --shot e:\tmp\a.png --theme classic   (画面を出さずに PNG を書く)
LjStudio.App.exe --dump                                (座標を JSON で書く)

本書の画面写真は、社内の検証機(実機)でソフトを実際に動かし、開いている窓をそのまま撮影したものです (同じ日の同じビルド。タイトルバーのビルド時刻で確かめられます)。検証機は Windows のセッション分離の都合で、 遠隔から直接ウィンドウを出すことができないため、あらかじめ登録した起動タスクを経由しています (一般の利用者には関係ありません)。

2-3. Windows を起動したとき LjStudio を自動で起動する

メイン画面の System メニューのいちばん下にある「Windows 起動時に自動で起動(LjStudio)」にチェックを入れると、 Windows にサインインしたとき LjStudio が自動で立ち上がります。チェックを外せば止まります。管理者の権限は要りません。

画面の写真つきの手順は、別ページ Windows 起動時に LjStudio を自動で起動するにあります。

3. メイン画面

LjStudio のメイン画面
メイン画面(ダーク配色)。上段がメニューと実行系の帯、中段が器具パネル(明るさ・向き・色・モチーフで色分け)、下段が Art-Net の送受信状態。 帯の右端は GO / BlackOut / Clear / Smoke。押せるものは明るく、いま効かないもの(この撮影時は BlackOut と Clear)は暗く出る。

起動すると最初に出る画面です。実機 LightJockey のメイン画面と同じ配置で、次の要素があります。

部位内容
メニューSystem / Setup / View / OffLine-Visualizer / Fingers / LJ-Manager / Download / Help など。実機と同じ並びです
Seq / Cue / C-L 欄いま選んでいる Sequence・Cue・Cuelist の番号と名前
器具パネルライブラリの器具が種類・アドレス順に並びます。モチーフ(LED / Dimmer / Laser など)が右下に小さく表示されます
Art-Net 帯(下段)送信先・受信元の IP をコンボボックスで選べます。直近に使った IP を履歴として覚えており、 自分の実際の IP は色分けして候補に混ぜます。「雑音除去」はゲートウェイ由来の壊れたフレームを弾く機能です(§6-1 と同じ判定)
上の写真に出ている 192.168.0.8 / 192.168.1.8 は、撮影に使った検証機自身の IP です (この機体は照明網と制御網の 2 本に繋がっています)。この欄には自分の IP が候補として自動で混ざり、 色を変えて示されますので、どれを選べばよいか迷わずに済みます。

3-1. 帯の右端にあるスイッチ(GO / BlackOut / Clear / Smoke)

スイッチはたらき
GO 進行表(Cuelist)を 1 行進めます。走っている間は文字が「RUN」に変わりますので、 いま再生中かどうかを帯だけで見分けられます。
BlackOut 安全操作。全チャンネル 0 を押し続けます(外部フェーダーから値が来ていても落とします)。 掛けている間は明るく点きます。戻すには再生(GO)します。
Clear いま抱えている出力を捨てます(2026 年 9 月新設)。全チャンネル 0 を 1 回だけ送り、 以後は何も撒きません。掛かりっぱなしにならないのが BlackOut との違いで、 捨てたあとに外部フェーダーや器具パネルを触れば普通に出ます。 抱えている出力があるときだけ明るくなります。
Smoke スモークマシンの操作(実機の Smoke Control)。以前は丸い印でしたが、 BlackOut と同じ流儀で文字にしました。
「フェーダーを全部下げたのに、出力が消えない」ときは Clear を押してください。 再生が終わったあとも、最後の一場面を送り続けるのが照明卓としての正しい動きです (送るのをやめると、受け側の機材が独自の判断で暗転・保持どちらにも動いてしまうため)。 その絵はフェーダーが作ったものではないので、フェーダーを下げても消えません。 降ろす口が Clear です。BlackOut でも消えますが、あちらは押し続ける操作なので、 戻すには再生し直す必要があります。
帯の右端が見えないときは、窓を広げてください。GO / BlackOut / Clear / Smoke まで出すには 横幅 830 ピクセル相当が要ります。狭いままだと、押せるはずのスイッチが窓の外に出たままになります。

3-2. 前回の状態を覚えて起動する

LjStudio は、次のものを終了時の状態のまま次回へ持ち越します(2026 年 9 月新設)。 窓の位置・大きさ・開いていた画面に加えて:

★出したくない機体では「送信を切ってから終える」のが運用になります。 以前は「立ち上げただけでは線に 1 パケットも出さない」作りでしたが、 現場で毎回入れ直す手間を無くすため、前回の入切をそのまま復元するように変えました。 切って終えれば、次に立ち上げたときも切れたままです。

3-3. 器具アイコンを並べ直す

メニューバー右端の LjStudio(Z) →「器具アイコンを詰める」から、器具アイコンを 「器具番号順」「器具の種類順」「Visualizer のグループ別」「今の並びのまま詰める(縦もそろえる)」に並べ直せます。 グループ別は、LJ の機材グループごとに行を改めて並べます。「今の並びのまま」は並べ替えず、行のまとまりと左右の順を保って間隔だけを詰めます。

画面の写真つきの手順は、別ページ 器具アイコンを並べ直すにあります。

3-4. 右端のフェーダー列

タッチパネルの窓の右端に、指で動かせる太いフェーダーが並びます。いちばん上の 表示スイッチ(Master・グループ・DMX In)で、列ごとに出したり隠したりできます。選んだ状態は覚えていて、次に開いても同じです。隠すと窓の幅もその分狭くなります。

右端のフェーダー列の全体
全体。左から Master、グループ(前トラス・奥トラス・左タワー・右タワー・左壁・右壁)、DMX In の 9 本。明るい枠は、いまキーボードで選んでいるつまみ。
列働き
Master全体の明るさ(Grand Master)。Master Intensity 画面と同じものです。
グループライブラリの器具グループごとの明るさ(サブマスター 1〜8)。LED 壁のように明るさ ch を持たない画素の器具は、赤・緑・青をまとめて絞ります。
DMX In外部の DMX 入力と同等のフェーダー。動かすと、外部の卓がその ch を送ってきたのと同じ扱いになり、Global Patch で DMX In に割り当てた出力へ届きます。出るのは割り当てのある ch だけで、9 本に収まるときは全部が並び(◀ ▶ は出ません)、10 本以上のときだけ ◀ ▶ で次の 9 本へ移ります。表示スイッチ「DMX In」の右の「解除」で、外部の卓へ戻します。

DMX In の見出しには、Global Patch から作った名前(誰の・どの ch か)が出ます。デモ(MaxShow40)では、1〜3 が前後トラスの赤・緑・青、4〜6 が左右タワー、7〜9 が LED 壁です。つまみを上げると、そのゾーンの器具がまとめてその色になります。つまみが 0 のままの ch は Cue の値を邪魔しません(黒に固定したいときは 1% 以上)。

DMX In の色フェーダー
DMX In の色フェーダー。前後トラスは赤、左右タワーは緑、LED 壁は青にしたところ。

キーボードで操作する

Tab で順にたどれます(表示スイッチ〔Master・グループ・DMX In・解除〕→ Master → グループ → DMX In)。選んだつまみに明るい枠が付きます。つまみをクリックしても選ばれます。キーを押しつづけると連続して動きます(キーボードの自動リピート)。

キー動き
Tab / Shift+Tab次のつまみ/前のつまみへ
↑ →2% 上げる
↓ ←2% 下げる
PageUp / PageDown10% 上げる/下げる
Home / Endいちばん下(0%)/いちばん上(100%)
Space選んでいるつまみの「PUSH」と同じ(押している間 100%、約 0.3 秒以上で LOCK)
キーボードで操作しているところ
Tab でグループ 1 のつまみを選び(明るい枠)、↑ を 3 回押して 2% ずつ上げたところ(56%)。

押しボタン「PUSH」(Master・グループ・DMX In のどのフェーダーの下にも)

操作動き
押している間そのフェーダーが 100%。離すと元の値に戻ります(触っていなかった DMX In は外部の卓へ戻ります)。
長押し(約 0.3 秒)100% のまま固定します。表示が「LOCK」になります。
LOCK 中に短く押す押している間だけ 0%(瞬間 OFF)。離すと 100% に戻ります。
LOCK 中に長押し0% で固定し、LOCK が外れます。

つまみを直接動かしたり、「解除」を押したりしても、LOCK は外れます。キーボードでは、フェーダーを選んで Space を押している間が「押している間」です(キーを押しつづけても繰り返しません)。離すと元の値に戻ります。

列を隠す(表示スイッチ)

グループを隠したところ
「グループ」を隠したところ。Master と DMX In が残り、窓の幅も狭くなる。

デモ「フェーダー動作デモ」(MaxShow40 の CueList #5・約 4 分半)では、これらを音声の解説に合わせて順に動かして見せます。

3-5. フェーダーをキーボードで動かす(実画面)

3-4 の補足です。実際の画面で、キーだけでフェーダーを選んで動かし、色が変わる様子を順に示します。Master・グループ・DMX In のどのフェーダーの下にも押しボタン「PUSH」があり、押している間だけ 100%、長押し(約 0.3 秒)で 100% のまま固定(LOCK)できます。

Tab キーで Master を選ぶ。選んだつまみに明るい枠が付く。
Tab キーで Master を選ぶ。選んだつまみに明るい枠が付く。
↓ キーを押しつづけて Master を下げているところ。押しつづけると連続して動く。
↓ キーを押しつづけて Master を下げているところ。押しつづけると連続して動く。
Tab で進み、グループ(前のトラス)を選んだところ。
Tab で進み、グループ(前のトラス)を選んだところ。
そのグループだけを下げたところ。ほかのグループと Master はそのまま。
そのグループだけを下げたところ。ほかのグループと Master はそのまま。
DMX In の 1 番(前後トラスの赤)を ↑ キーで上げる。
DMX In の 1 番(前後トラスの赤)を ↑ キーで上げる。
続けて 2 番(前後トラスの緑)を上げる。赤+緑で黄色の光になる。
続けて 2 番(前後トラスの緑)を上げる。赤+緑で黄色の光になる。
3 番(青)も上げると白に近づく。フェーダーの下の「PUSH」は、押している間だけ 100% にするボタン。
3 番(青)も上げると白に近づく。フェーダーの下の「PUSH」は、押している間だけ 100% にするボタン。
ショー再生中、赤のフェーダーを上げたときの Visualizer。ビームが赤になる。
ショー再生中、赤のフェーダーを上げたときの Visualizer。ビームが赤になる。
緑のフェーダーを上げたとき。
緑のフェーダーを上げたとき。
青のフェーダーを上げたとき。
青のフェーダーを上げたとき。

4. Cue・Sequence・Cuelist・Background Cue

LjStudio の実行系は、実機 LightJockey と同じ階層です。Sequence(シーンを順に送る単位)を Cue(ボタン 1 つに相当する呼び出し単位)に割り当て、Cuelist(本番の進行表)として時刻順に並べます。

4-1. Sequence 画面

Sequence 画面
Sequence 画面。いま選んでいるシーンの持ち時間・フェード時間を表示・編集する(NASU の Sequence「0001 SH7 DIM 0 OFF」)。
表示意味
タイトルバー
SEQUENCE [0001 SH7 DIM 0 OFF]
開いているシーケンスの番号と名前です。名前が付いていない場合は数字だけになります。
Scene Time (sec) いま選んでいるシーンの持ち時間です。「秒 : 1/100 秒」で表します (1:00 = 1.00 秒)。この書き方は LightJockey 実機の画面から実測して確定したものです。
(○○ bpm) 持ち時間を 1 分あたりの回数に直した値です。音楽に合わせて時間を決めるときの目安です。
Fade Time (Sec) 次のシーンへ移るときの、明かりが変化していく時間です。0 にすると瞬時に切り替わります。
Global Scene/Fade Time チェックすると、その時間を全シーンへ一括で適用します。
Synchronize Scene and Fade Times チェックすると、持ち時間とフェード時間を連動して変更します。

編集した内容はメニューの 編集 > シーケンスを保存… から保存します(Save Sequence = 上書き / Save as New Sequence = 新規番号)。保存先は開いているライブラリの作業コピーだけで、 保存後は必ず読み直して 1 バイトでも違えばエラーにします(§11)。元に戻す/やり直しもメニューから使えます(100 段まで)。

4-2. Cue 画面

Cue 画面
Cue 画面。1 本の Cue に含まれる Sequence の一覧(チェイス)。NASU の Cue「0001 STBY」の中身で、2 本の Sequence が入っている。

Cue は Sequence を 1 本以上束ねて再生する単位です。一覧には Sequence 名・Scene 番号・ST(Scene Time)・ FT(Fade Time)・Status(Fwd=順送り 等)・Loop・Trig(起動条件。auto 等)が並びます。 下段のボタンで選択・並び替え・Chase の追加削除ができます。

4-3. Select Cue 画面

Select Cue 画面
Select Cue 画面。ライブラリ内の Cue を番号・名前で一覧して選ぶ(NASU の進行表で使っている Cue)。

ライブラリに登録されている Cue を番号順に一覧し、選んで開けます。窓を広げると、 Cue をページ分けして管理している場合の絞り込み欄(「Page 1」)も右側に出ます。

4-4. Cuelist 画面

Cuelist 画面
Cuelist 画面。本番の進行表(行 = 実行順)。NASU の CueList「nasu 01 mikado」を読み込んだ状態で、36 行・総尺 00:04:58:24。青い行がいま実行中。

Cuelist は Cue を時刻・順序どおりに並べた「本番の進行表」です。Go!/Back/Top/Run で 進行を操作し、Lock で誤操作を防ぎます。行には L#(行番号)・Adv(進行方式)・Command・Parameter・ Cue/Trig・Comment/Exe Parameter の列があります。

4-5. Background Cue 画面

Background Cue 画面
Background Cue 画面。常時点灯させておく背景の明かり(この例では Hazer Off = 霧機を止める設定)を一覧する。

Background Cue は、Cuelist の進行とは別に「常時掛けておきたい設定」(ヘイザーの ON/OFF など)を 管理する一覧です。Cuelist の進行を止めても Background Cue の効果は続きます。

5. 器具コントロールパネル

器具を選んでから開く、属性ごとの操作パネルです(メイン画面で器具を選んでからメニューまたは 器具パネルの各ボタンで開きます)。パネルの種類は器具のプロファイルによって実際に使う分だけ出ます (後述のとおり、色を混ぜない器具では Color パネルは意味を持ちません)。

パネル内容
Intensity(明るさ)器具全体の明るさを直接操作します
Position/movement(向き)Pan/Tilt を持つ器具(ムービングライト等)の向きを操作します
Color(色)色を混ぜる器具(RGB/RGBW 等)の色を操作します
Gobo(模様)ゴボ(模様板)を持つ器具のパターンを選びます
Beam(絞り・焦点・プリズム)ビームの絞り・フォーカス・プリズムを持つ器具を操作します
Levels(全チャンネルを卓の形で)器具の生チャンネルすべてをフェーダー形式で直接操作します(どんな器具でも使えます)
Color パネル
Color パネル。abx_test の器具「#1 IRGBW」を選んだ状態。Red/Green/Blue を個別にオン・オフと数値で操作する。
Levels パネル
Levels パネル。同じ器具の生チャンネル(Ch1〜Ch14)をフェーダー形式で並べたもの。器具の種類を問わず開けます。

Intensity・Position・Gobo・Beam の各パネルは、選んだ器具のプロファイルに該当する チャンネルが無い場合は開きません。本書の撮影に使った abx_test は LED ウォッシュ・ヘイザー・レーザー 中心の構成のため、これらのパネルは別の機会(Pan/Tilt やゴボ付きの器具を含むライブラリ)で改めて画面を追加します。

Fixture Groups 画面
Fixture Groups 画面。器具の型ごとに自動でできる束を一覧する(abx_test では 5 束。人が作る束は別途保存先の実装待ち)。

Fixture Groups は、複数の器具をまとめて選ぶための「束」の一覧です。現状は器具の型(プロファイル) ごとに自動でできる束だけが出ます。

6. DMX 入出力とパッチ

6-1. DMX In 画面

DMX In 画面
DMX In 画面。受信 ch の一覧(左)と、2026 年 9 月に新設した Ch Remap(右・試験用の単純パッチ)。

DMX In は外部から受け取った DMX の値を確認する画面です。左の一覧は受信 ch・値・Translation(変換規則)・ Function(実機の DMX In Function 割り当て)を表示します。右側のCh Remap は、 「受信した ch の値を、別の受信 ch へコピーする」試験用の単純な対応表です。実機の Global Patch や DMX In Function とは独立した LjStudio 独自の機能で、Save As/Load で対応表を名前を付けて切り替えられます。

6-2. DMX Output Monitor 画面

DMX Output Monitor 画面
DMX Output Monitor 画面。ch を 36 列のグリッドで表示する。値が入っている ch だけ色が変わる (画面下=この撮影時は再生が終わったあとの「最後の出力を保持中」の値を出している)。

実際に送出している DMX 値を、ch ごとにグリッドで確認できます。

出していない値はここに出しません。以前は、Art-Net を受けていないときに保存済みファイル (DefaultOut.dat)の中身を代わりに並べていましたが、 「出ていない値を DMX OUT の画面に出すのは紛らわしい」ためやめました(2026 年 9 月)。 いまこの画面に色が付いている ch は、実際に出ている ch だけです。

6-3. Global Patch 画面

Global Patch 画面
Global Patch 画面。DMX アドレスごとに、どの器具のどの ch を割り当てるかの対応表。

DMX の出力アドレスと、器具のチャンネルとの対応表です。HTP(後着優先)/ LTP などのモードや、 反転・上下限(Min/Max)、HTP Groups の設定もここで行います。

6-4. Fixture Configuration 画面

Fixture Configuration 画面
Fixture Configuration 画面。abx_test は 66 台・819 DMX アドレスを使用。プロファイルは実データから取り込んだもの(RGB (from real data))が大半。

ライブラリに登録されている器具の一覧(型・DMX アドレス・特殊設定・呼び名)です。 右側で選んだ器具の DMX Link・アドレス計算・呼び名の変更ができます。

7. Visualizer・Rig setup・Matrix Monitor

★Visualizer の詳しい操作(器具を選ぶ・校正マーカーと届く範囲・光の点をつかんで動かす・Rig setup)は、画面写真つきの専門ページ「Visualizer の使い方」にまとめています。

Visualizer 画面
Visualizer 画面。器具の番号・種類ごとの見た目を 3D で表示する(この撮影時は LjStudio 自身が最後の出力を保持中で、 床向きの器具がビームを出している。右側に 3 段で並んでいるのがパネル表示にした器具 #35〜#52)。

Visualizer は、パッチした器具の点灯状態を 3D で描画する画面です。器具のモチーフ(LED バー・ ムービング等)に応じた見た目で表示し、実際に送出している DMX 値(または手元の操作)をそのまま反映します。 上段の「Rig 編集」「Fast Focus」「詳細情報」「Rig setup」から吊り位置の編集や表示モードの切り替えができます。

7-1. 見た目の決まりごと(2026 年 9 月に足したもの)

見た目意味
丸(○)で描かれる灯体 その灯体が DMX In(外部フェーダー)から動かせることを示します。 Global Patch で「DMX In から取る」割り当てが入っているかどうかで決まります。
四角(□)で描かれる灯体 外部フェーダーからは動かせず、タッチパネル・Cue からだけ動く灯体です。
ビームを出さない器具 「パネル表示」に指定した器具(壁面の LED パネル等)は、その場の面だけを描き、 光の筋(ビーム)と吊り台を描きません。実物が面で光るものに筋を描くと、かえって位置が分からなくなるためです。
暗いままの外形 消えている器具もうっすらと外形が残ります。暗転しても「どこに何が並んでいるか」が分かるようにするためです。

1 台に複数の灯体が入っている器具(ディマーパック等)では、灯体ごとに丸/四角が変わります—— 同じ器具の中でも、外部フェーダーに繋いだ灯体だけが丸になります。

画面いちばん下の帯は、いまの出どころと状態を言い分けます。 この LjStudio が再生中 は走っている状態、 この LjStudio が最後の出力を保持中(Finished/<Cue 名>) は 再生は終わったが最後の一場面を送り続けている状態です(§3-1 の Clear で降ろせます)。 DMX 未受信 — 全消灯表示 と出ているときは、外から値が来ていません。 ★ショーが止まっている間は、外部フェーダーを動かしても出せません—— 戻すには再生(Cuelist の GO)します。この断りも帯に 1 行で出ます。

Visualizer だけを単独で開いた(--form LJSVISUALIZER)ときも、カメラの向きを覚えます。 以前は単独起動のときだけ記録されず、閉じて開き直すと既定の向きに戻っていました(2026 年 9 月に修正)。 覚えるのは人が動かしたときだけで、器具全体を枠に収める自動調整は記録しません。 戻したいときは上段の操作か「全体を枠に入れる」で戻せます。

Rig setup 画面
Rig setup 画面。器具の吊り位置(X/Y/Z・メートル)と向き(ヨー角)の一覧。MVR の書き出し・読み込みに対応。

Rig setup は、Visualizer に表示する器具の物理的な吊り位置・向きを数値で編集する画面です。 MVR(My Virtual Rig)形式での書き出し・読み込みにも対応しています。

Matrix Monitor 画面
Matrix Monitor 画面。マトリクス LED(この例では実体 25 × 2 の器具を 1 列 42 行として表示)を実際の配列で描く。 この撮影時は値が来ていないので「点灯 0」。2 面ある場合は結合表示と面ごとの表示を切り替えられる。

Matrix Monitor は、マトリクス LED のように多数の ch を格子状に並べて使う器具向けの表示です。 表示するピクセル数・1 列の高さを切り替えられ、複数面ある場合は面ごとに個別の窓で開けます。

8. Show Player・タッチパネル・LJ Manager

Show Player 画面
Show Player 画面。ショー(音源・タイムコード同期)の再生を操作する、LjStudio 独自の小窓(NASU の CueList「nasu 01 mikado」36 行を読み込んだところ)。

Show Player は、あらかじめ作ったショー(音源とタイムコードに合わせた進行)を再生・停止する 小さな操作窓です。実機 LightJockey には無い、LjStudio 独自の画面です。

タッチパネル画面
タッチパネル画面(abx_test の 18 面目・ボタン 180 個・12 列の自動レイアウト)。実機 LJ Manager の タッチパネルと同じボタン配置で、ボタンの文字・色もライブラリの内容そのまま。abx_test は 18 面のタッチパネルを持つ。

タッチパネルは、実機 LJ Manager(別売のタッチパネル機能)の画面をそのまま再現したものです。 ボタンを押すと、割り当てられた Cue・マクロ等を実行します。ライブラリに複数面ある場合は面ごとに開けます。

タッチパネル画面(右端のフェーダー列を表示したところ)
同じタッチパネル画面で、§3-4「右端のフェーダー列」の表示スイッチを 3 つとも出したところ(MaxShow40・ボタン 35 個の面)。 ボタン部分はそのまま、窓の右側に Master・グループ・DMX In のフェーダーが並ぶ。隠せば以前と同じ幅に戻る。

8-1. ページ切り替えのボタン

「◯◯ページ」「TOP MENU」のように、別の面へ移るためのボタンが動きます(2026 年 9 月新設)。 押すと同じ窓の中身だけが入れ替わり、行き先の面が出ます。

ボタンに割り当てられた種類のうち、意味を実機で確かめられたものだけを動かしています。 確かめられていない種類のボタンは、押しても何も送らず、状態行にその旨を出します (当てずっぽうで信号を送らないための決まりです)。

8-2. タッチパネルのモードとボタンの編集

タッチパネルの窓の下の状態バーと、ボタンの編集・保存に関する操作です。ボタンを押せなくする・溜めて一度に実行する・ボタンの種類を決める・文字や色や動作を直す・パネルのファイルを開く/保存する、の順に説明します。

タッチパネルの窓全体(左がボタン、右がフェーダー列、いちばん下が状態バー)(押すと原寸・もう一度押すと戻る)

タッチパネルのモード(ボタンを押せなくする・まとめて実行・LOCK を外す)

状態バー。時刻のすぐ右に Reset Toggle・Multi Select・Lock Button・Edit のボタンが並ぶ(押すと原寸・もう一度押すと戻る)
窓の上端にメニューはありません(押せないものばかりだったので 2026-10-01 に廃止)。
代わりに、窓の一番下の帯(時刻の右)に、状態が文字に出るボタンが並びます。
窓の上で右クリックするか、ショートカットでも同じ操作ができます。
並び: 時刻 | Reset Toggle | Multi Select | GO | Cancel | Lock Button | 配置 | ボタン数 …
(GO と Cancel は Multi Select が入っている間だけ出ます)
Lock ButtonCtrl+Lボタンを押せなくします。もう一度で解除。ボタンの文字が「Lock Button ON」になります
Multi SelectCtrl+M入れている間、押したボタンはすぐには実行されず、順に溜まります
GOEnter(Multi Select 中)溜めたボタンを押した順にまとめて実行します
CancelEsc(Multi Select 中)溜めた分を実行せずに捨てます
Reset ToggleCtrl+R入っているトグルのボタンと、フェーダーの PUSH の LOCK を全部外します(DMX In は外部の卓へ戻ります)

★元の LJ Manager のタッチパネルにある同名の機能に合わせています。

ボタンの種類(Momentary・Toggle・Repeat)

パネルの各ボタンは、作ったときの設定(.pnl に保存されている)に従って動きます。
Momentary     押したときに 1 回動作します(ふつうのボタン)
Toggle        押すと「入り」、もう一度押すと「切れ」ます。入るときだけ動作します(切れるときの動作はありません)。
              入っているボタンは「押した状態」の文字と色で出ます(その設定が無ければ太い白枠)
Repeat        押している間、決まった間隔で動作をくり返します(初回の待ちと間隔は設定どおり)
トグルグループ  同じグループのトグルは 1 つしか入りません。1 つ入れると、入っていた他のトグルが切れます
              (グループ 0 は互いに無関係)。色を切り替えるボタンの列に使います
保存時の状態    押された状態で保存されていたトグルは、パネルを開いた時点で入っています
Reset Toggle    入っているトグルを全部切ります(切るときの動作は実行しません)。
              「Ignore Global Reset Toggle」の設定のボタンは切れません
ロック中は、どの種類のボタンも押せません

★Multi Select は、複数のパネルをまたいで溜められます。Lock と同時に入れたときは Lock が勝ちます。

★AI からは「tp」命令(tp lock on|off / tp multi on|off|go|cancel / tp reset )で同じことができます。

タッチパネルのボタンを直す(Edit)

「ボタンを編集」の窓。文字・文字色・背景色・動作・番号・種類・グループを直す(見本のボタンの値)(押すと原寸・もう一度押すと戻る)
EditCtrl+E入れている間、ボタンを押すと編集の窓が開きます
SaveCtrl+S直した分を .pnl に保存します(直した数が出ます)
直せるのは 文字・文字色・背景色・動作の種類・番号・ボタンの種類(Momentary/Toggle/Repeat)・トグルグループ の 7 つです。
ボタンの種類を Toggle にすると、押すたびに入り/切れになります。グループに同じ番号を付けたトグルは 1 つしか入りません。窓の「OK」で画面のボタンがすぐ変わり、
状態バーが「(変更あり)」になります。Save を押すまではファイルは変わりません。
保存すると、一番最初のファイルが「.orig」で一度だけ残り(以後は上書きしません)、
1 つ前の保存が「.bak」に残ります。直していないボタンは 1 バイトも変わりません。
「元に戻す」: 編集の窓の「元に戻す」で、そのボタンを元の見た目に戻せます(OK を押すと決まり、もう一度 Save すると反映されます)。
戻し先は、自動の面なら元の自動の見た目、.pnl の面ならパネルを開いたときの見た目です。保存したあとでも戻せます。
.pnl の面を一番最初の状態に完全に戻したいときは、.orig を .pnl に名前を変えて置き換えます。

ファイルの操作(元の LJ Manager の File メニューと同じ並び)

窓の上で右クリックすると出ます。
New             Ctrl+N    素のパネル(49 ボタン)を新しい番号で作り、その面へ窓が入れ替わります
Open…           Ctrl+O    ライブラリにある面の一覧を出し、選んだ面へ窓が入れ替わります
Save            Ctrl+S    いまの面に保存します(上の「直す」と同じ)
Save as New               いまの面(直した分を含む)を別のパネルとして保存し、その新しい面へ窓が入れ替わります。
                          元の面は 1 バイトも変わりません。自動の面は、これで初めて .pnl になります
Reload                    保存していない直しを捨てて、保存してある状態に読み直します(元の LJ Manager の Load に当たります)

★元の面を残したまま試したいときは、Save as New で別の面にしてから直すと安全です。

★元の LJ Manager にある「Export as HTML」と「Import from LJ Touch」は、まだありません。

★原本のフォルダ(original)には、作りも保存もしません。

★.pnl が無い面(ライブラリの中身から自動で組んだ面。MaxShow40 など)も直せます。直した分だけが、ライブラリの「LjStudio.panel.auto.json」に保存され、次に開くと自動のボタンの上に重なります。そのファイルを消すか、元の見た目に戻して保存すると、元の自動の面に戻ります(.pnl は作りません)。

★色は「#RRGGBB」(例 #208020)で書くか、色の四角を押すとパレットが開きます(このパネルで使っている色の段・自分の色の段・灰色と色相 12 種の候補。押すとその色が入ります)。

★パレットの下の「色を作る」では、赤・緑・青の 3 本のつまみ(または #RRGGBB)で好きな色を作れます。「この色にする」で欄に入り、「自分の色に追加」で覚えておくと、次に開いたときも「自分の色」に並びます(最大 24 色。この機体だけに保存)。

★「Windows の色の設定…」を押すと、Windows 標準の色の設定ダイアログ(基本の色・作成した色・色相と明るさの図)が開きます。OK を押した色がそのまま欄に入ります。ダイアログの「作成した色」には、LjStudio の「自分の色」の先頭 16 色が並びます。

★文字は全角 68 文字までです。

★純正の LJ Manager にある 離したときの動作・画像・ボタンのスタイル・背景の種類・新しいボタンの追加は、まだありません。

★AI からは tp edit on|off / tp button 番号 fg=#RRGGBB bg=#RRGGBB type=Cue number=3 kind=Toggle group=2 caption=文字 / tp save。

LJ Manager(状態)画面
LJ Manager(状態)画面。実機 LJ Manager の状態表示窓を模した、LjStudio 独自の画面(NASU のショーを再生中で、いまの Cue と CueList が出ている)。

LJ Manager(状態)は、実機の LJ Manager が表示する時刻・スケジュール・再生状態などをまとめた 状態表示専用の画面です(実機は LightJockey.exe とは別アプリのため、DFM の実測値がありません)。

9. 設定(Hardware Setup・System Preferences・Hotkeys)

Hardware Setup 画面
Hardware Setup 画面。DMX 出力インターフェース(DMX USB PRO 互換 / ESP32 互換)と出力周波数を選ぶ。

Hardware Setup は、DMX を送り出すインターフェースの種類・出力周波数(既定 40Hz)・検出済みの 機器一覧を確認・設定する画面です。Audio・MIDI・Peripheral devices の各タブも同じ画面にまとまっています。

System Preferences 画面
System Preferences 画面。フリーズ出力・シーケンスのブラインドモード・起動時の窓復元 等のオン/オフ。

System Preferences は、実機と同じ項目名で動作の細部を切り替える設定画面です。 「Restore LightJockey desktop on startup」は、次回起動時に窓の配置を復元するかどうかの設定です。

Edit Hotkeys 画面
Edit Hotkeys 画面。機能ごとにキーの組み合わせを割り当てる(Sequence(Flash)/ Cue / Cuelist / BG Cue の各タブ)。

Edit Hotkeys は、キーボードショートカットを機能・オブジェクト(Sequence・Cue・Cuelist・BG Cue)ごとに 割り当てる画面です。左の一覧から機能を選び、右のオブジェクト一覧に対してキーを登録します。

10. ヘルプ画面

ヘルプ(目次)画面
ヘルプ(目次)画面。LjStudio 本体から、メニューの Help やキーひとつで開ける組み込みヘルプ。

LjStudio は本体にヘルプを内蔵しています。左の一覧から画面を選ぶと、右側にその画面の日本語の説明が 出ます。「独自」は元祖 LightJockey には無い LjStudio だけの画面、印の無いものは元祖のヘルプにも 載っている画面です。本書と内容が重なる部分もありますが、ヘルプはアプリ内でいつでも最新の状態で 読めるため、細かい操作手順(ボタン 1 つ 1 つの意味など)はヘルプ側もあわせてご覧ください。

11. 安全のためにしていること

お預かりした元データを壊さないため、ソフトの側で構造的に禁止しています。

守っていることやり方
元データ(原本)には書き込まない 保存先が原本のフォルダだった場合、ソフトが保存そのものを拒否します。作業用の複製にだけ書きます。
意味の分かっていない部分は書き換えない LightJockey が書いた内容をそのまま残し、意味の確定した項目だけを上書きします。 この作り方でできたファイルを LightJockey 2.7 本体が受け付け、書き戻しもしないことを実機で確認しています。
保存したら必ず読み直して照合する 書いた内容とファイルが 1 バイトでも違えば、エラーとして知らせます。壊れたファイルを黙って残しません。
取り消し(元に戻す) 編集のたびに直前の状態を保持しており、順に戻せます(100 段まで)。
Art-Net の壊れたフレームを受けない ゲートウェイ側の不具合で稀に混じる「長さの違うフレーム」「1 バイトずれたフレーム」を判定して捨てる 「雑音除去」を、受信側(メイン画面の Art-Net 帯)に備えています。通常のフェーダー操作は一切加工しません。

12. 用語

用語意味
シーン明かりの一場面。各チャンネルの値の組。
シーケンス(Sequence)シーンを順に送る単位。各シーンに持ち時間とフェード時間があります。
キュー(Cue)シーケンスを 1 本以上束ねて呼び出す単位。ボタン 1 つに相当します。
キューリスト(Cuelist)キューを時刻順に並べた本番の進行表。
バックグラウンドキュー(Background Cue)キューリストの進行とは別に常時掛けておく設定。
ライブラリ1 つの現場ぶんのデータ一式(User\<名前>\)。本書の撮影には abx_test(確認用のデモデータ)と NASU(実際のショーが入っているライブラリ)の 2 つを使っています。
パッチ(Global Patch)どの機材が DMX の何番を使うかの対応表。
Rig器具の物理的な吊り位置・向きの情報(Visualizer・Rig setup で使用)。
Ch RemapDMX In 画面の、受信 ch を別の受信 ch へコピーする LjStudio 独自の試験用パッチ。
Clearいま抱えている出力を捨てる操作(メイン画面の帯)。全 ch 0 を 1 回送って以後は撒かない。押し続ける BlackOut とは別物。
パネル表示Visualizer で、ビームと吊り台を描かずに「面」だけを描く指定。壁面の LED パネル等に使います。
雑音除去Art-Net の受信で、壊れたフレーム(長さ違い・1 バイトずれ)だけを判定して捨てる機能。

付録. バージョン情報の見かた

About 画面
About 画面(Help メニューから)。ビルド時刻・版・実行ファイル・開いているライブラリを表示する。

メニューの Help > About から、いま動いている LjStudio のビルド時刻・版・開いているライブラリを 確認できます。不具合の報告時はこの画面の内容もあわせてお伝えください。

本書は開発の進行に合わせて改訂します。記載のない画面・操作は、まだ作っていないか、書き足していないものです。
第 1 版(2026-08-16): シーケンス画面の表示・編集・保存まで/起動方法/安全のためにしていること。
第 2 版(2026-09-22): 全面改訂。メイン画面・Cue/Sequence/Cuelist/Background Cue・器具コントロール パネル(Intensity/Position/Color/Gobo/Beam/Levels/Groups)・DMX In(Ch Remap 新設)/DMX Output Monitor/ Global Patch/Fixture Configuration・Visualizer/Rig setup/Matrix Monitor・Show Player/タッチパネル/ LJ Manager・Hardware Setup/System Preferences/Edit Hotkeys・組み込みヘルプ・About を追加。 画面写真を検証機で新たに撮影し直し、Art-Net の「雑音除去」機能を安全対策の章に追記。
2026-09-23 改訂: 画面写真 24 枚を全部、同じ日の同じビルドで撮り直した。 器具アイコンが実物の絵になり、タッチパネルはボタン 180 個の文字と色が入った実運用の面に、 Visualizer と Matrix Monitor は点灯した状態になった。中身が空だった進行表まわりの画面 (Sequence / Cue / Select Cue / Cuelist / Show Player / LJ Manager)は、実際のショーが入っている ライブラリ「NASU」を読ませて撮り直し、36 行の進行表と本物の Cue 名が入った状態にした。 画像の加工はしていない(本書は限定配付のため、現場名・Cue 名・検証機の IP をそのまま載せている)。 あわせて、Fixture Groups の一覧が窓を広げると真っ白になる不具合を直した。
2026-09-23 改訂(夜): 同日の夕方までに入った機能を追記した。 §3-1「帯の右端にあるスイッチ」(Clear を新設・GO は走行中 RUN・Smoke を文字に・右端を出すには 830px 相当が要る)、 §3-2「前回の状態を覚えて起動する」(Art-Net 送受信の入切・GO・Visualizer の視点)、 §6-2 に「出していない値は出さない」(DefaultOut.dat の代用表示をやめた)、 §7-1「見た目の決まりごと」(外部フェーダーで動く灯体は丸・そうでない灯体は四角・パネル表示はビームを描かない・ 暗転でも外形が残る・帯の文言の読み分け・単独起動でもカメラを覚える)、 §8-1「ページ切り替えのボタン」(同じ窓の中身だけ入れ替わる・窓は動かない・消された面は断る)を追加。
2026-09-23 改訂(夜・写真): 画面写真 24 枚を全部、現場に配っているのと同じ版(2026-09-23_1803・ 画面の題は 26 09/23 18:03)で撮り直した。これまでは開発中のビルドで撮っていたため、 説明書の画面と現場に入っている版が食い違うことがあった。今回から配布版だけで撮る。 版の混在(08:26 のビルドと 17:53 のビルド)も解消している。
2026-10-01 改訂: 限定配付版(第 2 版・2026-09-22)に合わせて追記。§2-3「Windows 起動時に LjStudio を自動で起動する」、 §3-3「器具アイコンを並べ直す」(いずれも写真つきの別ページへの案内)、§3-4「右端のフェーダー列」 (Master/グループ/DMX In の帯・押しボタン PUSH・表示スイッチでの列の出し隠し・キーボード操作のキー表〔Space=PUSH を含む〕)、 §3-5「フェーダーをキーボードで動かす(実画面)」を追加。

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