🌙 ダーク
LightJockey メディアプレイヤー差し替え 取扱説明書
Windows 11 で「音に合わせて明かりが変わらない」を直すための差し替えツールです
本書について
LightJockey 本体は書き換えません。 付属のメディアプレイヤー(LJMediaPlayer.exe)1 本だけを差し替えます。
ショーデータ(キューリスト・音源・設定)にも触れません。 これまで作られたデータはそのまま使えます。
操作手順は今までと同じ です。キューリストを選んで実行するだけ。新しく覚えることはありません。
いつでも元に戻せます。 本物は消さずに控えとして残します。
1. どんな症状に効くのか
Windows 11 の PC で、次のような症状が出ていませんか。
キューリストを選んで実行しても、明かりが一切変わらない
音も鳴らない
小さな窓が一瞬出て、エラーが出てすぐ消える
エラーの文字は Control '' has no parent window.
これに当てはまる場合、このツールで直ります。
なぜ起きるのか(簡単に)
LightJockey に付属のメディアプレイヤーは 1998 年ごろに作られたもので、
当時の Windows が持っていた「動画表示のしくみ」を使って音楽ファイルを開きます。
Windows 11 ではそのしくみが取り除かれた ため、ファイルを開こうとした瞬間にプレイヤーが落ちます。
プレイヤーが落ちると、キューリストは「音楽が何秒目まで進んだか」を受け取れません。
キューリストはその時刻を待って明かりを出す 作りなので、待ち続けたまま 1 つも先へ進まなくなります。
これが「選択実行しても何も起きない」の正体です。
このツールは、そのプレイヤーと同じ役割・同じやり取り をする代わりのプレイヤーです。
音を鳴らすのに Windows 11 でも使える別のしくみを用いているため、落ちません。
これは Martin 社の不具合ではありません。 Windows 側の変更によるもので、
LightJockey が更新されて直る見込みはありません(すでに開発が終了しているため)。
2. 入っているもの
ファイル 役割
Install.cmdこれをダブルクリックすると入ります
Uninstall.cmd元に戻すとき
MediaPlayer\LJMediaPlayer.exe差し替え版のプレイヤー本体(約 68 MB)
Install.ps1 / Uninstall.ps1上の 2 つが内部で使うもの。直接触らなくて構いません
本書(HTML) この説明書
★ 必ず zip を「展開」してから使ってください。
zip を開いた中身をそのままダブルクリックしても動きません(Windows が一時フォルダで開くため、
プレイヤー本体が一緒に取り出されません)。
zip を右クリック →「すべて展開」→ 出てきたフォルダの中の Install.cmd を実行してください。
3. インストール手順
1 LightJockey を閉じてください。
起動したままでも差し替えはできますが、反映には閉じて開き直す必要があります。
2 zip をすべて展開します。
zip ファイルを右クリック →「すべて展開」。
3 展開したフォルダの中の Install.cmd をダブルクリックします。
黒い画面が出て、自動で進みます。
4 LightJockey の場所が自動で見つかれば、そのまま完了します。
見つからない場合だけ、LightJockey.exe があるフォルダを聞かれます。
エクスプローラーのアドレス欄からコピーして貼り付け、Enter を押してください。
(よくある場所: C:\Program Files (x86)\Martin Professional\Martin LightJockey)
5 「インストールが完了しました」と緑色で出れば成功です。
何かキーを押して画面を閉じてください。
画面に次のように出れば正常です。
LightJockey を見つけました: C:\Program Files (x86)\Martin Professional\Martin LightJockey
本物を退避します: LJMediaPlayer.exe (505344 バイト) -> LJMediaPlayer_orig.exe
退避しました。
設置しました: ...\LJMediaPlayer.exe (67.6 MB)
--- 確認 ---
[OK] 本物の控え : LJMediaPlayer_orig.exe
[OK] 差し替え版 : LJMediaPlayer.exe
インストールが完了しました。
「管理者として実行」が必要な場合があります。
C:\Program Files (x86)\ の下に LightJockey が入っている場合、
書き込みに管理者権限が要ることがあります。うまくいかないときは
Install.cmd を右クリック →「管理者として実行」 でお試しください。
4. 使い方(毎回の操作)
今までと同じです。 新しい操作はありません。
1 LightJockey を起動します。
2 いつもどおりキューリストを選んで、実行します。
3 小さなプレイヤーの窓が自動で出て、音が鳴り始めます。
4 明かりが音に合わせて変わります。停止もこれまでどおりです。
正常なときの見え方
キューリストの画面で、現在行が音に合わせて下へ進んでいく
画面下の Current の時刻が音と同じ速さで進む
LightJockey 本体の Cue の欄に、キューの名前が次々に出る
LightJockey 本体・キューリスト画面(イメージ)
Cue 内容
------------------------------
> 002 サビ前 <- 現在行(自動で下へ進む)
003 サビ
004 エンディング
------------------------------
Current: 00:42 <- 音と同じ速さで進む
プレイヤーの窓について
差し替え版の窓は、LightJockey 本体と同じ画面(モニタ)の右下 に出ます。
複数のモニタをお使いでも見失いません。窓はドラッグで自由に動かせます。
画面(モニタ)のイメージ
+----------------------------------------------+
| |
| LightJockey 本体(キューリスト等) |
| |
| |
| +--------+
| |> 再生中 |
| +--------+
+----------------------------------------------+
^ 差し替え版プレイヤーの小窓
(ドラッグで自由に動かせます)
5. 元に戻すには
1 LightJockey を閉じます。
2 展開したフォルダの Uninstall.cmd をダブルクリックします。
3 「元に戻しました」と出れば完了です。
控えておいた本物(LJMediaPlayer_orig.exe)が、元の名前に戻ります。
LightJockey 本体・ショーデータには何も起きません。
元に戻すと、Windows 11 ではまた同じ症状(音が鳴らず明かりも出ない)に戻ります 。
これは差し替えツールの不具合ではなく、もともとの非互換です。
6. できること・できないこと
項目 状態
音楽ファイルの再生(WAV / MP3 など) できます (実機確認済み)
音に合わせたキューの発火(時刻同期) できます (実機確認済み)
停止・先頭に戻す できます (実機確認済み)
Playback 定義ファイル(.Mps)の読み込み できます
日本語のファイル名の音源 できます
一時停止・途中からの再生(Seek) 組み込んでありますが実機未確認 です
動画ファイルの再生 できません (現在は音声のみ)。動画同期をお使いの場合はご相談ください
7. 困ったときは
Q. Install.cmd をダブルクリックしても一瞬で閉じる
zip を展開せずに実行している可能性が高いです。いったんすべて展開してから お試しください。
Q.「LightJockey のフォルダを自動で見つけられませんでした」と出る
LightJockey.exe があるフォルダを貼り付けてください。分からない場合は、
デスクトップの LightJockey のアイコンを右クリック →「ファイルの場所を開く」で表示されるフォルダです。
Q. 音は鳴るが、明かりが変わらない
キューリストが「音の時刻を待つ」形式かどうかをご確認ください。
また、LightJockey 側の出力(DMX インターフェイス)が有効かどうかもご確認ください。
それでも変わらない場合はご連絡ください。動作の記録が自動で残る ようになっており、原因を特定できます。
Q. プレイヤーの窓が見当たらない
LightJockey 本体と同じモニタの右下に出ます。本体を別のモニタへ移すと、次回からそちらに出ます。
Q. 元に戻したい
Uninstall.cmd を実行してください。いつでも戻せます。
Q. 動作の記録はどこにありますか
e:\tmp\ai_ljmp\ フォルダに、受け取った指示・再生位置・エラーが自動で記録されます
(latest.txt / status.json)。不具合のご連絡時に添えていただけると原因究明が早くなります。
8. 注意事項
本ツールは Windows 11 / Windows 10(64bit) を対象に確認しています。
.NET などの事前インストールは不要 です(必要なものは exe に同梱されています)。
ウイルス対策ソフトが初回起動時に確認を求めることがあります。発行元不明として扱われる場合は許可してください。
本物のプレイヤー(LJMediaPlayer_orig.exe)は絶対に削除しないでください 。元に戻せなくなります。
LightJockey 本体のインストール・ライセンスについては、これまでどおりお客様側でご管理ください。本ツールは LightJockey 本体を含みません。
9. 改訂履歴
版 日付 内容
初版 2026-08-22 新規作成。Windows 11 での音楽同期の復旧を実機で確認
LightJockey メディアプレイヤー差し替え 取扱説明書(初版)
本ツールは LightJockey 本体を書き換えません。付属のメディアプレイヤー 1 本だけを、
同じ役割の代替プログラムに置き換えるものです。いつでも元に戻せます。
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