LightJockey メディアプレイヤー差し替え 取扱説明書

Windows 11 で「音に合わせて明かりが変わらない」を直すための差し替えツールです
2026 年 8 月 22 日 版(初版)  /  実機での動作確認済み  /  一覧に戻る

本書について

1. どんな症状に効くのか

Windows 11 の PC で、次のような症状が出ていませんか。

これに当てはまる場合、このツールで直ります。

なぜ起きるのか(簡単に)

LightJockey に付属のメディアプレイヤーは 1998 年ごろに作られたもので、 当時の Windows が持っていた「動画表示のしくみ」を使って音楽ファイルを開きます。 Windows 11 ではそのしくみが取り除かれたため、ファイルを開こうとした瞬間にプレイヤーが落ちます。

プレイヤーが落ちると、キューリストは「音楽が何秒目まで進んだか」を受け取れません。 キューリストはその時刻を待って明かりを出す作りなので、待ち続けたまま 1 つも先へ進まなくなります。 これが「選択実行しても何も起きない」の正体です。

このツールは、そのプレイヤーと同じ役割・同じやり取りをする代わりのプレイヤーです。 音を鳴らすのに Windows 11 でも使える別のしくみを用いているため、落ちません。

これは Martin 社の不具合ではありません。Windows 側の変更によるもので、 LightJockey が更新されて直る見込みはありません(すでに開発が終了しているため)。

2. 入っているもの

ファイル役割
Install.cmdこれをダブルクリックすると入ります
Uninstall.cmd元に戻すとき
MediaPlayer\LJMediaPlayer.exe差し替え版のプレイヤー本体(約 68 MB)
Install.ps1 / Uninstall.ps1上の 2 つが内部で使うもの。直接触らなくて構いません
本書(HTML)この説明書
★ 必ず zip を「展開」してから使ってください。 zip を開いた中身をそのままダブルクリックしても動きません(Windows が一時フォルダで開くため、 プレイヤー本体が一緒に取り出されません)。
zip を右クリック →「すべて展開」→ 出てきたフォルダの中の Install.cmd を実行してください。

3. インストール手順

1LightJockey を閉じてください。 起動したままでも差し替えはできますが、反映には閉じて開き直す必要があります。
2zip をすべて展開します。 zip ファイルを右クリック →「すべて展開」。
3展開したフォルダの中の Install.cmd をダブルクリックします。 黒い画面が出て、自動で進みます。
4LightJockey の場所が自動で見つかれば、そのまま完了します。 見つからない場合だけ、LightJockey.exe があるフォルダを聞かれます。 エクスプローラーのアドレス欄からコピーして貼り付け、Enter を押してください。
(よくある場所: C:\Program Files (x86)\Martin Professional\Martin LightJockey)
5「インストールが完了しました」と緑色で出れば成功です。 何かキーを押して画面を閉じてください。

画面に次のように出れば正常です。

LightJockey を見つけました: C:\Program Files (x86)\Martin Professional\Martin LightJockey
本物を退避します: LJMediaPlayer.exe (505344 バイト) -> LJMediaPlayer_orig.exe
退避しました。
設置しました: ...\LJMediaPlayer.exe  (67.6 MB)

--- 確認 ---
  [OK] 本物の控え     : LJMediaPlayer_orig.exe
  [OK] 差し替え版     : LJMediaPlayer.exe

インストールが完了しました。
「管理者として実行」が必要な場合があります。 C:\Program Files (x86)\ の下に LightJockey が入っている場合、 書き込みに管理者権限が要ることがあります。うまくいかないときは Install.cmd を右クリック →「管理者として実行」でお試しください。

4. 使い方(毎回の操作)

今までと同じです。新しい操作はありません。

1LightJockey を起動します。
2いつもどおりキューリストを選んで、実行します。
3小さなプレイヤーの窓が自動で出て、音が鳴り始めます。
4明かりが音に合わせて変わります。停止もこれまでどおりです。
正常なときの見え方
LightJockey 本体・キューリスト画面(イメージ) Cue 内容 ------------------------------ > 002 サビ前 <- 現在行(自動で下へ進む) 003 サビ 004 エンディング ------------------------------ Current: 00:42 <- 音と同じ速さで進む

プレイヤーの窓について

差し替え版の窓は、LightJockey 本体と同じ画面(モニタ)の右下に出ます。 複数のモニタをお使いでも見失いません。窓はドラッグで自由に動かせます。

画面(モニタ)のイメージ +----------------------------------------------+ | | | LightJockey 本体(キューリスト等) | | | | | | +--------+ | |> 再生中 | | +--------+ +----------------------------------------------+ ^ 差し替え版プレイヤーの小窓 (ドラッグで自由に動かせます)

5. 元に戻すには

1LightJockey を閉じます。
2展開したフォルダの Uninstall.cmd をダブルクリックします。
3「元に戻しました」と出れば完了です。

控えておいた本物(LJMediaPlayer_orig.exe)が、元の名前に戻ります。 LightJockey 本体・ショーデータには何も起きません。

元に戻すと、Windows 11 ではまた同じ症状(音が鳴らず明かりも出ない)に戻ります。 これは差し替えツールの不具合ではなく、もともとの非互換です。

6. できること・できないこと

項目状態
音楽ファイルの再生(WAV / MP3 など)できます(実機確認済み)
音に合わせたキューの発火(時刻同期)できます(実機確認済み)
停止・先頭に戻すできます(実機確認済み)
Playback 定義ファイル(.Mps)の読み込みできます
日本語のファイル名の音源できます
一時停止・途中からの再生(Seek)組み込んでありますが実機未確認です
動画ファイルの再生できません(現在は音声のみ)。動画同期をお使いの場合はご相談ください

7. 困ったときは

Q. Install.cmd をダブルクリックしても一瞬で閉じる
zip を展開せずに実行している可能性が高いです。いったんすべて展開してからお試しください。
Q.「LightJockey のフォルダを自動で見つけられませんでした」と出る
LightJockey.exe があるフォルダを貼り付けてください。分からない場合は、 デスクトップの LightJockey のアイコンを右クリック →「ファイルの場所を開く」で表示されるフォルダです。
Q. 音は鳴るが、明かりが変わらない
キューリストが「音の時刻を待つ」形式かどうかをご確認ください。 また、LightJockey 側の出力(DMX インターフェイス)が有効かどうかもご確認ください。 それでも変わらない場合はご連絡ください。動作の記録が自動で残るようになっており、原因を特定できます。
Q. プレイヤーの窓が見当たらない
LightJockey 本体と同じモニタの右下に出ます。本体を別のモニタへ移すと、次回からそちらに出ます。
Q. 元に戻したい
Uninstall.cmd を実行してください。いつでも戻せます。
Q. 動作の記録はどこにありますか
e:\tmp\ai_ljmp\ フォルダに、受け取った指示・再生位置・エラーが自動で記録されます (latest.txt / status.json)。不具合のご連絡時に添えていただけると原因究明が早くなります。

8. 注意事項

9. 改訂履歴

版日付内容
初版2026-08-22新規作成。Windows 11 での音楽同期の復旧を実機で確認
LightJockey メディアプレイヤー差し替え 取扱説明書(初版)
本ツールは LightJockey 本体を書き換えません。付属のメディアプレイヤー 1 本だけを、 同じ役割の代替プログラムに置き換えるものです。いつでも元に戻せます。

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