A. Windows のユーザー名(アカウント名)に半角スペースが含まれていると、
本ツールが内部で使っているフォルダパスが途中で分割されてしまい、正しく起動できないことがあります。
実際に「ユーザー名に空白あり」の機体だけでこの症状が出た事例があり、原因はこれでした。 【対処】新しく PC やユーザーアカウントを作る際は、ユーザー名を半角英数字と _- のみにし、
空白を入れないことをお勧めします(あとからアカウント名の表示を変えても、C:\Users\ の中の
実際のフォルダ名は変わらないため、後から直すことはできません)。 (この問題は開発側で対応済みです。次にお渡しする配布一式では起きません。)
Q. 初回に「Windows セキュリティの重要な警告」(ファイアウォール)が出た
A. 「プライベートネットワーク」にチェックを入れて「アクセスを許可する」を選んでください。「パブリックネットワーク」側は基本的にチェック不要です(会場の LAN が正しく識別されていれば通常はプライベート扱いになります)。
Q. 緑の丸になって「送信中」と出ているのに、相手側で受信できない
A. 「送信中」かつパケット数が増えているなら、送信側は出ています。受け側を疑ってください。
次を上から順にご確認ください。
① 送信先 IP アドレスの入力ミスがないか
② このパソコンと受け側が同じ LAN・同じサブネット(例:192.168.0.x 同士)にいるか
③ Universe 番号が受け側の設定と合っているか(本ツールは指定番号から 4 つ連番で送ります)
④ 受け側で UDP ポート 6454 が通っているか(下の「よくある落とし穴」参照)
⑤ 受け側で別の Art-Net 受信アプリが先に同じポートを掴んでいないか(次の項目参照)
Q. ★よくある落とし穴:受け側が「0 受信」と出る(ファイアウォールは確認済み)
A. 受け側の PC で別の Art-Net 受信アプリが先に同じ UDP ポート 6454 を掴んでいると、
あとから起動した受信アプリには届かなくなることがあります。Windows は「特定の IP 宛」の待ち受けを
「0.0.0.0(すべての宛先)」より優先して配送するため、他アプリが先に特定 IP で
ポートを掴んでいると、ファイアウォールの設定が正しくても受信できません。
受け側の PC で次を確認してください(PowerShell)。
A. Windows は接続先を「パブリック」と「プライベート」に分けて扱い、
ファイアウォールの許可も別々に持っています。現場の LAN がインターネットに出ていないと
「識別されていないネットワーク」=パブリックと判定されることがあり、この状態だと
受信アプリの許可が「プライベートのみ」でも入っているつもりでも実際には弾かれます。
受け側の PC で次を確認してください。
Get-NetConnectionProfile
NetworkCategory が Public になっていたら、その接続を「プライベート ネットワーク」に
変更するか、受信アプリのファイアウォール許可にパブリックも含めると通ります。 (過去に社内で同じ症状「0 パケットしか受信しない」が起きた事例があり、原因はこれでした。)
Q. LightJockey を終了したらどうなるか
A. 送信は自動的に止まります。もう一度 LightJockey を起動してから「Start / Apply」を押せば再開します。
Q. フォルダを別の場所に移動してもよいか
A. 構いませんが、移動後は Install.cmd を実行し直してください(ショートカットの参照先を更新するためです)。
Q. アイコンが表示されない/アイコンを押しても何も起きない
A. zip を展開せずにインストールした可能性が高いです。zip の中身を直接実行すると、Windows は一時フォルダへ展開して動かすため、その一時フォルダが消えた時点でアイコンが無効になります。 【対処】zip を右クリック →「すべて展開」で普通のフォルダへ取り出し、その中の Install.cmd を実行し直してください(古いアイコンは上書きされます)。 また、展開したフォルダを削除・移動した場合も同じ症状になります。移動したときは、移動先の Install.cmd を実行し直してください。
Q. 設定やログはどこに保存されるか
A. 展開したフォルダではなく、Windows のユーザー領域に保存されます。
%LOCALAPPDATA%\LJArtNet\
ファイル
内容
config.json
送信先 IP・Universe・ウィンドウ位置(次回起動時に復元されます)
run.log
起動・終了の記録
status\status.json
送信中の状態(パケット数・チャンネル値など)
不具合のご連絡をいただく際、このフォルダの中身を添えていただけると原因が早く分かります。
Q. 設定を初期状態に戻したい
A. 本ツールを終了してから、上記 %LOCALAPPDATA%\LJArtNet\config.json を削除してください。
次回起動時に初期値(送信先 127.0.0.1/Universe 0)で立ち上がります。