USB カメラをパソコンに繋ぐと、その映像をそのまま画面に大きく表示します。手元では見づらい場所にある機器の小さな液晶(LCD)や有機EL(OLED)ディスプレイを、カメラ越しに拡大して読み取りたいときに使うツールです。ライブで見るだけでなく、画面全体や拡大部分を静止画として保存することもできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 動作環境 | Windows 10 / 11(64bit) |
| .NET のインストール | 不要(単体で動く形で配布しています) |
| カメラ | USB 接続カメラ(UVC 対応・DirectShow で認識できるもの) |
| ネットワーク | 不要。操作を補助する仕組み(9章)もこのパソコン内だけで動作します |
| 保存先 | インストール先フォルダ内の CameraCapture\ フォルダ |
| 他の機器への影響 | ありません(カメラの映像を見て保存するだけで、何かを送信・制御することはありません) |
本ソフトは「LightJockey 道具一式 一発インストール手順」でまとめて配布されるツール群の 1 つです。単体配布は行っていません。
LjFullVerUP_latest.zip を落とします。C:\SetupAll を新しく作り、zip の中身を全部そこへ「すべて展開」します。Install-FullVerUP.cmd を右クリック →「管理者として実行」します。| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Camera 0 / 1 / … | 使うカメラを選びます(USB カメラが複数ある場合) |
| Start / Stop | ライブプレビューの開始/停止 |
| Capture | 今映っている映像全体を JPEG で保存 |
| Landscape / Portrait CW 90° / Upside-down 180° / Portrait CCW 270° | 表示の回転(カメラの向きに合わせる) |
| Zoom(紫) | プレビュー上をドラッグして範囲を指定 → 別窓で拡大表示(5-1章) |
| Auto LCD(シアン) | 液晶/有機EL画面の位置を自動検出し、向きの補正と拡大範囲の設定を一度に行う(5-2章) |
| AI Debug(オレンジ) | Auto LCD と同じ検出を行い、判定の根拠になる画像もあわせて保存します(通常の利用では使いません。9章) |
| 戻す | 直前の Auto LCD/AI Debug を取り消し、元の向き・拡大範囲に戻します(1 段階のみ) |
中央にカメラの映像がライブで表示されます。拡大したい範囲(ROI)を指定すると、確定した範囲は緑の実線の四角、ドラッグで指定している最中は黄色の点線の四角で表示されます。
| 項目 | 範囲・既定値 | 内容 |
|---|---|---|
| Auto Focus | 既定 ON | カメラの自動フォーカスの ON/OFF |
| Focus | 0〜255 | 手動フォーカス(Auto Focus を外すと操作できます) |
| Auto Exp(Auto輝度) | 既定 OFF | カメラの自動露出の ON/OFF。暗い場所で自動的に明るくしたいときに ON |
| Exposure | -13〜0/既定 -6 | 手動露出(Auto Exp を外すと操作できます) |
| Brightness | 0〜255/既定 0 | 明るさの底上げ。露出を上げても暗いときに使います |
右側パネルの下部には、保存先フォルダや操作用の一覧が参考表示されています(9章)。
拡大範囲(ROI)を指定すると、親ウィンドウの右隣に専用の窓が開き、その範囲を拡大して表示し続けます。
Zoom ボタンを押すとカーソルが十字に変わります。プレビュー上で見たい範囲をドラッグすると、その範囲が緑の枠で確定し、Zoom 窓が開きます。もう一度 Zoom を押せば、範囲を選び直せます。
Auto LCD ボタンを押すと、画面内の「光っている液晶/有機EL部分」を自動的に見つけ、向きの補正と拡大範囲の設定までを一度に行います。うまく検出できない場合は、次の点を確認してください。
検出結果が期待と違う場合は、戻す ボタンで直前の状態(向き・拡大範囲)に 1 段階だけ戻せます。
| ファイル | 内容 |
|---|---|
cap_<日時>_NNN.jpg | Capture ボタンで保存した画面全体 |
zoom_<日時>_NNN_...png | Zoom 窓の Capture ROI で保存した拡大部分のみ(無劣化 PNG) |
ai_debug_<日時>\ | AI Debug ボタンで保存した検証用フォルダ(9章) |
保存先はいずれもインストール先フォルダ内の CameraCapture\ です。
インストール先フォルダの camera_config.json に、使用カメラ・解像度・画面の回転・Zoom 窓の位置と大きさ・拡大範囲・フォーカス/露出/明るさの調整値が保存されます。変更後は数秒おきに自動保存されるため、閉じ忘れたり強制終了したりしても、ほとんどの設定は失われません。次回起動時は同じ状態で立ち上がります。
CameraCapture\ フォルダです(C:\tool_cs\CameraMonitor\CameraCapture\)。配布フォルダの uninstall.bat をダブルクリックすると、C:\tool_cs\CameraMonitor\ とスタートメニューのショートカットが削除されます。手で消す場合の場所は次のとおりです。
| プログラム | C:\tool_cs\CameraMonitor\ |
| ショートカット | %APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\CameraMonitor.lnk |
本ソフトは、このパソコン上で動く AI(Claude 等の自動化ツール)が、人の手を介さずカメラを操作・確認できるようにするための小さな仕組みも備えています。通常の利用では意識する必要はありません。
| 操作用 API | http://localhost:8765(このパソコン内だけで有効。外部からは接続できません) |
| 主なエンドポイント | /status /snap /capture /roi /zoomsnap /zoomcapture /autolcd /focus /exposure /rotate など(詳細は /help) |
輝度計測 API(/meter) | 指定範囲の明るさを数値で返す API。人が画像を目視しなくても、明るさの変化を数値だけで確認・記録するためのもの |
| AI デバッグダンプ | AI Debug ボタン(または /autolcd?debug=1)で、LCD/OLED 自動検出の判定根拠(マスク画像・輪郭・スコア等)を ai_debug_<日時>\ フォルダへ保存する機能。AI が検出結果を後から検証するためのもの |
| 状態ファイル | 動作状況が定期的に tmp\ai_camera\ フォルダへ書き出されます(AI が読み取るためのもの) |
| 設定ファイル | 実行フォルダの camera_config.json |
| 解像度 | 起動時に高解像度から順に試し、カメラが対応する最大解像度を自動的に採用 |
| プレビュー更新 | 約 10 fps(ウィンドウ最小化中は約 2 fps に節約) |
| ビルド日時 | タイトルバーに表示(例:Camera Monitor (26 09/22 12:30)) |