LocalWebMultiBrowser スタッフ用ガイド — 使い方と AI 利用

同じネットワークにある機器の Web 画面を自動で探し、最大 16 枚まで並べて見る社内アプリ / 版 2026-10-17 / スタッフ限定・社外に出さないこと

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このガイドで分かること
  1. 動画で見る
  2. 何のアプリか
  3. 起動と設定
  4. 画面の見方
  5. サーバーを探して開く
  6. URL を直接開く
  7. 並べ方(列・枚数・倍率・サイドバー)
  8. 読み込み直す
  9. MAC→URL(IP が変わる機器を MAC で開く)
  10. 困ったとき
  11. AI から使う(HTTP の窓口と状態ファイル)

0. 動画で見る

LocalWebMultiBrowser 使い方ガイド公開準備中

使い方ガイド(5 分 45 秒・音声つき・字幕あり)

  1. 何のためのアプリか・画面の見方
  2. サブネットを調べてサーバーを見つけ、一覧から開く・URL を直接開く
  3. 列の数・16 枚・倍率・サイドバーを隠す・読み込み直し
  4. MAC→URL と設定の保存(画面で説明)・AI から使う

動画では LAN の機器を映していません。--local-only で起動し、このパソコンの中(127.0.0.1)で動かした見本ページ(照明卓・DMX モニター・温度ロガー・舞台カメラ・電源タップの「見本」)だけを表示しています。操作はすべて HTTP の窓口(127.0.0.1)から行い、マウスは使っていません。音声: VOICEVOX:No.7

1. 何のアプリか

ESP32 の設定画面、IP カメラ、ルーターの管理画面など、同じネットワークにある機器の Web 画面を、1 つの窓にまとめて最大 16 枚並べて見るブラウザです(中身は Microsoft Edge と同じ WebView2)。

LocalWebMultiBrowser の画面
図 1 左がサイドバー(探す・開く)、右が 5 枚のパネル(Auto で 3 列)。中身は動画用の見本ページ

2. 起動と設定

スタートメニューの「LocalWebMultiBrowser」を開きます。

3. 画面の見方

番号つきの画面
図 2 画面の各部(番号は下の表)
番号部品役目
1◀ Scanner / ▶ Scanner左のサイドバーを隠す / 出す
2枚数いまのパネル数 / 上限 16
3Auto / 2 / 3 / 4列の数。Auto は枚数に合わせて自動(4 枚なら 2 列、9 枚なら 3 列、16 枚なら 4 列)
4- 100% +全部のパネルの倍率(10%〜400%)。数字を押すと 100% に戻る
5↻ 全更新全部のパネルを一度に読み込み直す(スクロール位置は保つ)
6AI: HTTP 127.0.0.1:55730AI 用の HTTP の窓口の番号(10 章)
7◀(サイドバー右上)サイドバーを丸ごと隠して表示を広げる(出すのは 1)
8+ Add Panel / MAC→URL空のパネルを足す(16 枚で押せなくなる) / MAC→URL(8 章)
9Network Adapter探す NIC(その NIC のサブネットを調べる)
10▶ Scan Subnet調べ始める(調べている間は ■ Stop)。下の細い棒と文字が進み具合
11Discovered Servers見つかったサーバー。上の行が HTTP / HTTPS と URL、下の行がページの題。IP → ポートの順に並ぶ
12Open in New Panel一覧で選んだ行を開く(行のダブルクリックでも同じ)。上の緑の帯は一覧の高さを変える取っ手
13Direct URL / Open URLURL を入れて開く(Enter でも同じ)
14MAC デバイスMAC→URL で調べた機器と今の IP(8 章)
15◀ ▶ ↺そのパネルの戻る・進む・再読み込み
16- 100% +そのパネルだけの倍率
17点と URL 欄点の色が読み込みの状態(緑=読めた・黄=読み込み中・赤=失敗)。URL 欄に入れて Enter でそのパネルで開く
18✕そのパネルを閉じる(後ろのパネルが詰めて並び直す)
19行の間の緑の帯マウスで上下に動かすと行の高さが変わる(4 行まで)

4. サーバーを探して開く

  1. Network Adapter で、機器と同じ網の NIC を選びます。
  2. ▶ Scan Subnet。その NIC のサブネット(.1〜.254。自分の番号は除く)を調べます。
  3. 見つかったサーバーが一覧に並びます。行を選んで Open in New Panel(またはダブルクリック)。空いているパネルに開き、空きが無ければ 1 枚足します。
項目値
調べるポートHTTP: 80・8080・8081・8888・3000・5000・3001 / HTTPS: 443・8443
同時に調べる数12(ESP32 など小さい機器や混んだ 2.4 GHz の網に負担をかけないため)
待ち時間接続 0.7 秒・ページの取得 2.5 秒

機器の多い網では、終わるまで数分かかることがあります。途中で止めるときは ■ Stop。HTTPS は証明書を確かめずに繋ぎます(機器の自己署名の証明書でも開けるように)。

Scan Subnet は、選んだ NIC の網の全部の番号に繋ぎに行きます。他社の機器が同じ網にある現場では、調べてよい網か確かめてから押してください。動画とこのガイドの画面は、--local-only(このパソコンの中だけ)で撮ったものです。
スキャン結果
図 3 127.0.0.1 を調べて見本ページが 5 つ見つかったところ
一覧から 4 枚開いた
図 4 一覧の 1〜4 行目を開いた(Auto で 2 列)

5. URL を直接開く

5 枚目を開いた
図 5 5 枚目を開いて Auto が 3 列になり、2 番のパネルを同じ機器の別の画面(?v=2)に切り替えたところ

6. 並べ方(列・枚数・倍率・サイドバー)

16 枚
図 6 16 枚(Auto で 4 列)
倍率 60% でサイドバーを隠した
図 7 倍率 60% にしてサイドバーを隠したところ

7. 読み込み直す

1 枚だけ再読み込み
図 8 左上のパネルだけ ↺ で読み込み直したところ(見本ページの「読み込んだ時刻」が新しくなる)
読めないパネル
図 9 相手がいない URL(127.0.0.1:3001)を開いたパネル。点が赤くなり 10 秒ごとに読み込み直す

8. MAC→URL(IP が変わる機器を MAC で開く)

DHCP で IP が変わる機器を、MAC アドレスで決まった位置のパネルに開く機能です。TP-Link のルーターの DHCP の一覧から今の IP を調べます(ARP は使わない)。

  1. mac_devices.json に機器を書きます(初めて押したときに見本ができる)。
    [
      { "mac": "AA:BB:CC:DD:EE:01", "label": "ESP32-1", "url_path": "/live" },
      { "mac": "AA:BB:CC:DD:EE:02", "label": "ESP32-2", "url_path": "/" }
    ]
  2. router.json にルーターの宛先とパスワードを書きます。
    { "host": "<ルーターの IP>", "password": "xxxxxx" }
  3. MAC→URL を押すと、今のパネルを全部閉じて機器の数だけパネルを作り、IP が分かった機器から開きます。ボタンに「解決できた数 / 全部」が出ます。
  4. そのあと 30 秒ごとに調べ直し、IP が分かった・変わった機器のパネルを開き直します。左下の「MAC デバイス」に ●(分かった)/ ○(まだ)と今の IP が出ます(ダブルクリックで開く)。
MAC→URL は今のパネルを全部閉じてから並べ直します。また router.json にはルーターのパスワードが入るので、このフォルダを人に渡すときは気をつけてください。動画とこのガイドの画面では使っていません(--local-only では押せません)。

9. 困ったとき

症状見るところ・直しかた
Scan でサーバーが出ないNIC がその機器の網か。機器の Web が上のポート以外(例 8000・8090)なら Direct URL で開く
パネルが開かない・点が赤いその URL に別のブラウザで繋がるか。機器が起きれば 10 秒ごとの読み込み直しで戻る
パネルが真っ白/真っ暗のままそのパネルの ↺。直らなければ ✕ で閉じて開き直す(まれに中の Edge の表示が止まることがある)
WebView2 の初期化に失敗と出るMicrosoft Edge WebView2 Runtime を入れる
MAC→URL が失敗router.json のパスワード。ルーターの管理画面に別のブラウザで入れるか
開くと前と違う並び設定ファイル(2 章)。--config で別のファイルを指定していないか
「ローカル限定」と出て開けない--local-only で起動している。ふだんのショートカット(引数なし)から開き直す

10. AI から使う

LocalWebMultiBrowser は、AI(Claude Code など)が HTTP の窓口から読み取り・操作できます(2026-10-17 追加)。動画の操作もすべてこの方法で行っています。127.0.0.1 の 55730 番だけで受けます(使用中なら 55731〜55735。実際の番号はツールバー右端と status.json の httpPort。認証なし)。

パス内容
GET /窓口の一覧
GET /statusパネルごとの URL・題・読み込みの状態(ok / loading / error / none)、枚数、列(設定と実際の列×行)、倍率、サイドバー、NIC、スキャンの進み具合と見つかった一覧、ローカル限定か
GET /results見つかったサーバーの一覧(i は 1 から)
/scan?ports=8080,8081 /scan_stopScan Subnet / Stop。ports を付けるとそのポートだけ(4 章の 9 つの中から)
/nic?ip=探す NIC を IP で選ぶ
/select?i= /open_result?i=&panel=一覧の i 行目を選ぶ / 開く
/open?url=&panel=1-16URL を開く。panel を付けるとそのパネルで、付けなければ空きパネル(無ければ追加)で
/add?url= /close?panel= /clear /count?n=0-16パネルを足す・閉じる・全部閉じる・枚数をそろえる(多ければ後ろから閉じる)
/cols?n=0|2|3|4列の数(0 = Auto)
/reload?panel=読み込み直し。panel を省くと全部(↻ 全更新)
/back?panel= /forward?panel=戻る・進む
/zoom?val=10-400 /scanner?visible=0|1全部の倍率(%)・サイドバーの表示

MAC→URL(ルーターへの問い合わせ)は、この窓口からはできません(画面のボタンで人が行う)。--local-only で起動しているときは、127.0.0.1 / localhost 以外の URL を開く命令を断ります。/・/status・/results 以外は POST です。curl では本文が空でも -d "" を付けます。

curl -s http://127.0.0.1:55730/status
curl -s -X POST -d "" "http://127.0.0.1:55730/scan"
curl -s -X POST -d "" "http://127.0.0.1:55730/open_result?i=1"
curl -s -X POST -d "" "http://127.0.0.1:55730/open?url=http%3A%2F%2F127.0.0.1%3A8080%2F&panel=2"
curl -s -X POST -d "" "http://127.0.0.1:55730/cols?n=3"
curl -s -X POST -d "" "http://127.0.0.1:55730/reload"

URL は url= の中でエンコードしてください(: / ? &)。失敗は {"ok":false,"error":"…"}(400/404/405/409)で返り、画面に小窓は出ません。成功は {"ok":true,"did":"…","status":{…}}。

状態ファイル

e:\tmp\ai_localweb\ に書き出します(2 秒ごとに確かめ、中身が変わったときだけ書く)。AI はこれを読むだけで、どのパネルに何が出ていて読めているかが分かります。

AI への頼み方の例

止まっているときや再ビルドは、AI が tools/restart_app.ps1 -AppName LocalWebMultiBrowser で強制停止 → ビルド → 起動できます(開発担当の作業です)。

LocalWebMultiBrowser 2026-10-17 / スタッフ限定。図と動画の画面は --local-only で起動し、このパソコンの中(127.0.0.1)で動かした見本ページだけを開いて撮ったものです(図は動画から切り出し)。概要は同じフォルダの README.md・USER_GUIDE.md。