更新: 2026-08-31 19:54
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DmxUsbProIF · 2510 Control

Windows11アプリでのハード折り返し試験 取扱説明書

⚑ 現場運用ドキュメント

Windows用ツール「DmxUsbProIF」の「2510 Control」タブから、M5S3LJ2510のDMX TX→RX ループバック試験を実施する手順。生の拡張プロトコル(Label 210-214)を手打ちする代わりに、 GUIのボタン操作で同じ試験ができる。合否判定そのものはM5本体のLCD表示で行う (本ドキュメントはM5側「ハード折り返し試験 取扱説明書」の対になる、Windows側の操作手順書)。

何をするか

試験データ(timecode_frame25ms.lj2x等)をM5へ転送し、 リモートトリガで再生を開始する。DMX配線・M5本体の合否判定はM5側LCDで行う

いつ使うか

新規個体の受入検査、現場での配線トラブル切り分け、ファーム更新後の回帰確認 (M5側取扱説明書と同じ用途)

何が要るか

DmxUsbProIF.exe を起動したPC、M5S3LJ2510とのUSB接続(COMポート)、 物理ループバック配線(DMX-BASE の TX-RX 直結、M5側で実施済みであること)

⚑ M5側と同じ注意: USB接続そのものがDMXのノイズ源になりうる

DmxUsbProIF.exeを動かすPC自体のUSB電源スイッチングノイズが、M5側のDMX差動ラインへ 回り込むリスクがある(M5側取扱説明書に実測記録あり)。ノートPCならACアダプタを外して バッテリー駆動、据置PCならUSBアイソレーター推奨。「机上でPCに繋いだだけ」の状態でも 単発的な値の食い違いが起こりうることが実測で確認されている — 本試験の ゾーン④統計行(Exact/Nearest/Fade/Unknown)で、そうした僅かな不一致も可視化される。

手順

1

DmxUsbProIF.exe を起動し、M5S3LJ2510へ Connect

上部の Device コンボから対象COMポートを選択し、Connect。 「2510 Control」タブ(Tab7)へ切り替える。

2

ゾーン① — 試験データを読み込む

「Cl2ファイルを選択...」で試験用の.Cl2を指定(またはタイムコード 埋め込み済みの.lj2xを直接使う運用もある)。Linkを確認。

3

ゾーン② — 組み立ててアップロード

「パッケージ組み立て」→「⤒ M5へアップロード」の順に押す。進捗バーが埋まり、 PKG_STATUS ok=1相当の成功表示が出ることを確認する。

⚠ M5側取扱説明書と同じ制約: アップロードは「DMX IN」タブでの RX有効化より前に行うこと。先にRXを有効化するとCOMMITが失敗することがある。
4

ゾーン③ — SD保存の成否を確認

「M5 SD上」ボックスに entry数・バイト数・保存時刻が表示され、バッジが ✓ 一致になっていればM5のSDカードへ正しく永続化されている。

5

ゾーン④ — GOで再生開始

「▶ GO」を押すと REMOTE_TRIGGER を送信し再生が始まる (GPIO配線は不要)。M5側の画面が自動で「TIMECODE TEST」表示に切り替わるはず (M5側取扱説明書 手順4と同じ)。

6

合否を確認(PC画面とM5画面の両方)

PC側: 状態チップが RUNNING系(緑/黄)→DONE(シアン)へ 進み、統計行の Exact/Nearest 比率が高いことを確認。M5側: CHECKSUM OK・ d(dec-bin)≈0msを確認(M5側取扱説明書 手順5)。 両方の画面が同じ結論を示していれば試験合格。

✓ ゾーン④の統計行で「Unknown」や大きな「Between(Fade)」比率が 継続する場合は、M5側同様USB電源ノイズ・帯域上限による間引きを疑う(常時ではなく 一過性なら想定内)。

画面構成 実際のTab7・4ゾーン構成をそのまま再現(下のGOボタンはクリックで状態が進む簡易デモ)

🎨 アクセントカラー(試す)
Windows11の個人設定と同じ発想。GO/アップロードボタンの背景色だけが変わる (状態チップの色は固定・M5 LCDとの共通言語のため変更しない)。設定はconfig.jsonの lj_accentに保存され次回起動時も復元される。
DMX USB Pro I/F (2026-08-03 09:31)
DMX OUTDMX INArtNet→OUTIN→ArtNet Test PatternRX Timetable2510 Control
Connected · COM3 Show: timecode_frame25ms · 401 entries WAITING TRIGGER Cue 0/401
①タイムテーブル編集
Cl2ファイルを選択... Link:1 timecode_frame25ms.lj2x
Offset(ms):0 適用(全体シフト) TrimAfter(ms):3600000 適用(末尾切捨て) 時刻順ソート 元に戻す
②USB転送
パッケージ組み立て ⤒ M5へアップロード
208,536 / 208,536 B
③M5のSD保存管理
エディタ上 401 entries・fadeMs=0
前回アップロードと同一
M5 SD上(/show.lj2x) 401 entries・208,536 B
保存 2026-08-03 09:31:02
✓ 一致
④検証 — トリガ・受信照合
000:00.00SNAP
100:00.03SNAP
200:00.05SNAP
⋯ 397 more(25ms刻み)
40000:10.00SNAP
T 00:00.00未トリガ
受信照合: Cue 0/401 と一致
0Exact
0Nearest
0Fade(Between)
0Unknown

状態チップの見方

1

WAITING TRIGGER(灰)

GO未押下、または切断直後。M5側LCDの初期表示と同じ状態。

2

RUNNING(緑)

再生中・受信フレームが直近のCue値と完全一致(Exact)または近似一致 (Nearest)。

3

RUNNING (FADE)(琥珀)

2つのCue間をクロスフェード中(Between)。フェード付きデータで 頻出するのは正常。

4

DONE(シアン)

GOからの経過時間が最終エントリの時刻を超えた。M5側LCDのDONE表示と 同時に切り替わるはず。

→ 4色ともM5本体のLCD表示と共通の色・語彙で統一されている。 PC画面とM5画面を並べて見比べるだけで、両者が同じ結論を示しているか一目で分かるように揃えてある。