【自己紹介&仕事内容】

私の名前は、「久留米利幸」です。主に、照明の制御機器の設計を手がけています。
照明制御器を中心に設計業務を行っています。
制御用コンピュータを使った自動制御機器からパソコンを使った制御も設計します。
パソコン制御では、富士通のFM8の時代から電光ニュースを制作しました。
エプソンのHC−20/HC−40のハンドヘルドコンピュータの頃は、 200〜400本の蛍光灯のステージ電飾を制御し、時計を表示したりもしました。 現在では、Windows95による制御も行っています。

【設計内容一覧】
電光ニュース、設計
・気象情報表示システム
・店舗照明制御器(特注品−200件以上)
・一般カラオケ&通信カラオケ用照明制御器
ステージ電飾照明制御
音楽噴水制御コンピュータシステム部制作施工
滝制御コンピュータシステム部制作施工
・その他照明機器メーカーの特殊制御機設計


・中学生のころ、無線器や、真空管のアンプを作っていました。ちょうどそのころは4チャンネルが流行でした,。アウトプットトランスを四つ買うだけで、新聞配達の4ヶ月分のバイト代がとびました。 部屋の天井板を全部張り替えて、スピーカーをつけ、30Wも出せば、そのころサッシでない窓がなって音になりませんでした。やはり最初は音響に興味がありました。
・大学のころはじめた、照明制御、そのころは、外看板の点滅器がほとんどです。8080のボードコンピュータで、プログラムコントローラーを作ったのが卒論です。そのころサタディーナイトフィーバーでディスコブームが日本にも来ました。電飾照明制御は、キャバレーや看板点滅器がほとんどだったのが、一気に店舗照明制御にも不可欠となり、夢中で制御機器を作っていました。
ユーミンのコンサートで数百本の蛍光燈を制御し、点滅させるだけの時は、CPUは使いませんでした。その後、音響のVUメータや時計を床電飾で表現するために。8ビットのハンドヘルドコンピュータHC−20(エプソン)を使いました。ハンドアッセンブラに記憶装置は、ミニカセットテープです。テクニカルリハーサルまでにバグがぬけず散々迷惑をかけ、音響さんにもノイズ発生器を作っているようなものですから、迷惑をかけました。オペレータスタッフには、カセットテープ トラブルフで毎回プログラムの読み込み時ヒヤ汗をかかせました。その後HC−40でCP/Mベースのプログラムができソフトの開発も楽になり、何とROMディスクまで搭載し、カセットテープの恐怖から開放されました。今思うとそのころの私は毎日がチャレンジで、とにかく新しい方法ばかり考えていました。こんなほとんど学生気分のぬけない、私に寛大に付き合っていただいた、そのころの関係スタッフに心からお礼を言いたい気持ちです。
・CP/Mありがとう、なんて思っていたのがつい昨日のように思われます。何と現在は、その後のOS(オペレーティングシステム)のMs−Dosまで消え去ろうとしています。
・制御屋にとって、現在は何て楽しい時代でしょうか。コンピュータのおかげです。私は四畳半の部屋で、CRT2台、パソコン3台から4台を、ローカルネットワーク(LAN)を組み一人で使います。コードを書きながら、即時にコンパイルしターゲットシステムに接続されている別のパソコンは、リロードのみで良く、ターゲットシステムのモニター用に、また別のパソコンがつながっています。学生時代から考えたら何と楽な環境でしょう。 通信環境はISDN回線と別にアナログ回線(電話専用)があります。インターネットにISDNで接続しながら、電話で話をし、faxも同時に使え、3回線を一人で同時に使えます。
・私の四畳半の部屋には、通信カラオケ専用端末があります。いつでもISDNで最新情報や新曲も取り出せます。通信カラオケのデータは音響データと照明データが1曲数秒で送られて来ます。数千曲あるカラオケ曲ごとに照明データもきちんと振り付けたデータがサーバーに登録されています。夕日の歌詞の時、照明も赤くなるのです。この大変な照明データの振り付けもなるべく簡便にするために、音響のMIDIデータをパソコンに取り込みながら半自動で行う振り付け照明制作プログラムも書きました。6000曲もの照明データもたった1枚のCDロムに書いて保管しています。
・8インチのフローピーディスクみかん箱1個分、5インチのフローピーディスクみかん箱2個、昨年全部ハードディスクとMOに整理し、その後CD数枚に焼きました。 今年、過去の書類、設計資料20年分(みかん箱を5〜6個)をスキャナーで取り込みCDに書き込んでいます。こんなイメージデータでも箱1個分がCD1枚ですみます。
・数年後、文字認識ソフトがもっと良くなればこのCDが宝となります。私の大切な財産はこのCD数十枚です。DVDになれば数枚になります。 余談ですが、子どものピアノの発表会の前日に必ず電子ピアノでデジタル録音し、私の誕生日には、似顔絵をパソコンで書いてくれます、「くるめまさし9才」とマイクで声を取り込み貼り付け、子どもの成長記録として、仕事の記録CDの半端な部分に焼いてあります。
・6連CDRドライブでほとんどの過去情報が足ります。このCD6連マガジンが4つあり、入れ変えて使っています。もちろん火事や災害時には、このマガジンは必ず持ち出すように妻にも頼んであります。
・長くなりました、自己紹介のつもりで書きました。以上のような状態の私です。文才の方は全くなく、読みにくいこの文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 (1996.05.05)


作品パパの顔(くるめまさし9才) ・


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